2020.05.23(土) この初期のタイプは故障して2018.12.26以来使用していません。ヒーターコントロールが暴走したみたいで、外装まで熱くなり危険なので使用していません。
また、今までいろいろ調べた所、このタイプはファンを内蔵していないので、空気の流れが無い所では測定誤差が大きくなる様です。今は改良型やプロ使用(PMセンサー付きでファンも内蔵している)が有ります。センサーの仕様や原理が公開されているのが良い点です。
技術仕様へのリンク
https://help.atmotube.com/technical/1-atmotube-specs/
超小型のVOCモニター(スマホと連携して測定)の使用を紹介します。
ユーザーの視点で書いています。詳細な仕様が分からないので、誤りも有るかも知れませんがご容赦下さい。気が付いたら更新していきます。
<現状の問題点>
①GPSデータが入ると、温度・湿度データが狂う
→GPSデータのアプリへの供給を不許可にすることで回避できるが、他のGPS利用アプリに影響が出る。例:地図アプリが使えない
メーカーに連絡し、プログラムの改善待ち
②突然計測データが抜ける所が有る。とんでもない時刻(未来)にグラフデータが表示される事が有る。
③TVOCデータがAIR QUALITY SCORE画面とグラフで異なる時が有る。
AIR QUALITY SCORE画面 1.1
グラフの最新データ 0.8→こちらの方が正しそう
対策:手動で更新すればOK
④湿度データにオーバーシュートが出る時が有る
<測定に必要な物>
・本体、USB充電ケーブル(充電器は無し)・・・購入時のセット
・別途用意する物
スマホ(OSバージョンXX以上、アプリダウンロード環境Wi-Fi等)
充電環境(充電器、PC、モバイルバッテリー等)
<環境の制限>
・温度、湿度
冬場の低温では誤差が大きい様です(説明書にも書いて有ります)
<測定の制限>
大きく値が変動した場合は安定するのにかなり時間を要する。
室内から外に持ち出した場合やその逆。30分~1時間位の慣らしが必要な時もある。
測定例
・TVOCしか分からない(当然ですが成分は分からない、微量な猛毒は見つからない)
一酸化炭素も測定している
近くを凄い臭いの柔軟剤の人が通っても感知しない(応答速度も関係しているかも)
<充電時の内部発熱による影響や充電の注意>
・充電した直後はかなり長時間に渡って温度表示がプラスに出る(内部のバッテリーの発熱をセンサーが拾ってしまう)
バッテリーの残量表示が正確でない(簡単な制御しかしていない)
バッテリーは1日持たない(特に寒い時)
過充電保護はされている様な動きをしている。充電しっ放しでも、満充電で一旦充電を止め、バッテリーが有る程度減るとまた充電を開始する。
モバイルバッテリーを使い始めたが、私のモバイルバッテリーは出力のボタンを押さないと電圧が出力されないので、ACアダプタの様に接続しっ放しで長時間作動は出来なかった。出力しっぱなしのモバイルバッテリーを使えば良いのだが、気を付けないとショートさせると発火・発煙する事になる。
<電波の到達に関して>
・ACラインから充電器をつないでいる場合はACラインがアンテナになり隣の部屋や2階にも電波が届く。
・モバイルバッテリーを接続している場合もACライン程ではないが電波の到達距離がAtmotube単体より長くなる。
・Atmotube単体では規格の1mは見える範囲では確保されるが、間に体が入ると(背中のリュックにAtmotubeをぶら下げ、前のウェストバッグにスマホを入れた状態では時々途切れる事が有った。
・スマホから離れてしまった後で電波到達エリアに入った場合
ホーム画面ではBROADCASTING→CONNECTING→SYNCING...XX%の順で状態が表示される様にスマホとの同期を取っていく。
・通信エリアを外れると
ホーム画面では通信中のマークが表示される
グラフ表示画面では手動の更新マーク(右上ぐるぐる回る)が消える
グラフは通信エリアに入り更新マークを押しても更新されない。一旦ホーム画面に戻ってグラフに再度行くと更新される。
<未完成のソフト>
・測定間隔の変更が出来ない(仕様から削除された?)
・地図上で値を表示する機能が未完成
私は2007年に産業医から「合成香料アレルギーで微量でも症状が出る」と言われました。最近のテレビで良く宣伝されている強い臭いの長続きする柔軟仕上げ剤の人と出会うと(極端な場合は姿が見えなくてもその残り香で)、喉や気管支が痒くなり咳が出たり頭痛や体が異常にだるくなったりします。その他、視覚や聴覚にも異常が出て脳梗塞ではないかと思った事もあります。 この症状は化学物質過敏症の一種と言われており、柔軟剤以外にもいろいろな物で起こりますがまだ十分解明されていないのと周知されていないので、気がつかない方も多いのではないかと思います。私は化学や医療の専門家ではありませんが、起こった事をありのままに伝えて、同じような症状に悩んでおられる方々の理解の助けになればと思います。
voc研からお借りして家の中で測定してみました。
返信削除① 暖房のきいた居間のテーブルで0.8という数値。湿度も部屋と一緒で乾燥気味
② 北側の洗濯機の置いてある部屋へ行くと湿度は若干上がり、0.9という数値
③ 昨日アロマジュエルと思われる臭いがついたズボンを洗濯機で洗ったが
ほしていたらまだ臭いが取れていないので、再度洗おうと持ってきていた物。
この猛絶臭いズボンに近づけたら3.2という数値でみるみる上がっていき
画面が真っ赤になり警告音がなってしまいました。
初めて使うので壊したかと思い、慌てて離しvoc研へビニールに入れて持っていく
うっすらでしたが赤いイソシアネートのお印がつきました。
アトモチューブで警告アラームは、どんな時なのでしょうかね~
スマホではなくiPodという小さい家だけで使えるものなのでGPS登録はないです
書き込み有難うございました。
削除0.8~0.9ppmは室内であれば普通に出ます。小児科の待合室で空気清浄機が有る所でも、柔軟剤臭がして1.0ppm位有ったと思います。
色々な所で測っていますが、3.2とかは出た事は有りません。警告アラームが鳴る条件は説明書で見た覚えが無いですが、換気をしないと危険だということで知らせているのではないでしょうか(想像ですが)
参考ですが、熱海の初島へ行った時に、柔軟剤臭くて入れなかった灯台は0.03ppmで非常に低かったです。臭いを感じる値は桁が違うので、他の物質に紛れてなかなか反映されないです。ちなみに、誰も居ない人里離れた山ではゼロになります。
海外では、特別に配慮して貰って臭いがしないホテルでも1.2ppm有りました。