2017年10月16日月曜日

2階自室に入って来るイソシアネートとTVOCを自動測定(4日目)

 1日目(9/30へリンク)と同じ要領で今日は朝から夜まで2階自室の窓を30cm開けて網戸越しに測定機器を動かしてみました。但し、深夜はポンプ音がうるさいと山の神が怒るので停止します。また、試験の終わりには
①30cmの窓の開口部から室内にどれくらいのイソシアネートが侵入するか
②窓を閉めたらどうなるか
を測定してみました。

試験日時:2017.10.03(火) 6:40~21:45(所要15時間5分)
天気:雨上り、無風、18℃、84%(正確でない)、1,015.8mb・・・4:10現在
   曇ったり晴れたり/一時雨

<測定方法>
・基本的な測定については1日日の測定を参照して下さい。

・窓を30cm開いて室内に侵入するイソシアネート測定
窓30cm開き、部屋の中80cm奥で測定












同上で雨戸と窓を閉めて測定



















<測定結果>
・窓開状態での測定値


 8時過ぎに雨が降り始めるとTVOCが急に上昇してその後夕方までかかってゆっくりと減少していった。一方イソシアネート基は雨の後の晴れ間で上昇し、その値が夜まで続いた。ピークは一時1.7ppbで、1.5ppbが継続している。この値はACGIHが定める作業環境許容濃度値の1.5倍(8時間労働の許容値)である。
 11時半頃には頭痛がしてきて、室内でも活性炭のマスクをした。

・室内への侵入と窓締め





















 30cm窓が開いた状態で80cm室内に入った地点では、窓際1.5ppb→1ppbと減少はするが入って来る。しかし窓を閉めるとゼロ(測定限界の0.4ppb未満)となる。我が家では窓や換気口をトイレと風呂場・台所を除いて全て閉め切っているが、その効果が測定で確かめられた。
 しかし、洗濯物を干す時や出入りで窓や玄関を開けざるを得ない。また台所も換気扇の空気取入で換気口を開けざるを得ない。以前実験中に妻が帰ってきて玄関ドアを開いたら、玄関に置いた測定器が反応した。風呂場に近い洗面所やトイレの中、台所でよく咳が出たり頭痛がしたりするので、今度その場所でも測ってみたい。
<ケミカセット テープのイソシアネート基反応画像>




                                   開始


                               終了

 測定開始の6:40~6:56の約20分はMax4.2ppbが記録された。しかしテープの変色はさほどでもない。暖かい室内にあった測定器に外の冷え込んだ空気を吸い込んだ為の湿気により光学センサーが影響を受けた可能性が高い。上のグラフでは6:40~7:00のデータは除いている。測定開始時にいきなり高い値が出た場合は、テープの反応を確認する必要が有る。

以上

2017年10月15日日曜日

2階自室に入って来るイソシアネートとTVOCを自動測定(3日目)

 1日目(9/30へリンク)と同じ要領で今日は早朝から夜まで2階自室の窓を30cm開けて網戸越しに測定機器を動かしてみました。但し、深夜はポンプ音がうるさいと山の神が怒るので停止します。また、試験の終わりには
①30cmの窓の開口部から室内にどれくらいのイソシアネートが侵入するか
②窓を閉めたらどうなるか
を測定してみました。

試験日時:2017.10.02(月) 6:08~21:44(所要15時間36分)
天気:曇り、南微風、18℃、81%(正確でない)、1,015.7mb・・・4:10現在
   曇り一時晴れ後雨

<測定方法>
・2階の窓を30cm開いて網戸越しに測定。
・終わり際に測定器を80cm部屋の中に後退させ、部屋に侵入してくるイソシアネートを測定。その後、窓を閉めてイソシアネートの変化を見る。

測定風景
イソシアネート基に反応したテープ
(測定器のカバーを開いて撮影)





















<測定結果>
・窓開状態での測定値と症状























 窓を30cm開けて網戸を通して部屋に入って来るイソシアネート基の合計が、TDI換算でMax1.5ppb観測された。今日もほとんどの時間、ACGIHの作業環境許容濃度値1ppbを越えており、管理された工場よりひどいレベルである。
 この日は朝6時半頃には部屋に柔軟剤臭が入って来ていて、アラーム1(1ppb以上)がけたたましく鳴っていた。8時40分頃には1階の台所で頭痛がしてきて活性炭のマスクをしたが、10:25には1階の和室でマスクをしていても咳が出た。また、昼食中にでマスクを外していたら12:20には咳や頭痛がして、食事が終わり次第マスクをした。
 13:15には喉が痒く咳が出て頭痛もするので、マスクをしたまま昼寝をした。約1時間後に目が覚め、咳は治まったがまだ頭痛がした。
 16時の保育園のお迎えに車を運転すると、複視がひどくセンターラインや路側帯が2本ずつ見える状態で、スピードを落とし慎重に運転する。
 19:52に玄関の外に出ると、雨上りだが薬臭い柔軟剤の臭いがする。20:40には室内の階段まで臭う様になった。雨が降っても、多少の雨ではイソシアネートは減衰しない。


・室内への侵入と窓締め























 室内では窓を開いていても測定下限の0.4ppb未満に落ちている。但し、他の窓は閉めた状態で風の通り抜けが無い状態です。また、今回時間が短いので、再度次の日に確認することにします。


<ケミカセット テープのイソシアネート基反応画像>




                                  開始










           終了
 テープはイソシアネート基に反応しており、光学センサーやA/D変換部の異常が無い事を確認した。

明日10/3の測定に続く

2017年10月13日金曜日

2階自室に入って来るイソシアネートとTVOCを自動測定(2日目)

 1日目(9/30へリンク)と同じ要領で今日は早朝から夜まで2階自室の窓を30cm開けて網戸越しに測定機器を動かしてみました。但し、深夜はポンプ音がうるさいと山の神が怒るので停止します。また、試験の終わりには
①30cmの窓の開口部から室内にどれくらいのイソシアネートが侵入するか
②窓を閉めたらどうなるか
を測定してみました。

試験日時:2017.10.01(日) 5:30~21:55(所要16時間25分)
天気:晴れ、北微風、14℃、85%(正確でない)、1,019.6mb・・・4:00現在
   晴れ後曇り

<測定方法>
・基本的な測定については1日日の測定を参照して下さい。

・窓を30cm開いて室内に侵入するイソシアネート測定
部屋の中に侵入するイソシアネート

 窓際に置いた測定器を約80cm室内に後退させて測定を継続

 確認のために測定器を窓際に戻し、元に戻るか確認

 再度約80cm測定器を後退させたあと、窓を閉めて測定値の変化を見る








<測定結果>
・全体のデータ





















 今日もMax1.4ppbのイソシアネート基合計(TDI換算)が観測され、変動はあるが消える事無く出続けている。ほとんどの時間、ACGIHの作業環境許容濃度値1ppbを越えており、管理された工場の中の環境よりひどい状況である。このため、濃度の高い時刻には、私は頭痛や体がだるい、目にしみるといった症状が出る(グラフ赤枠の部分)。
 夜中には2時頃に喉が痒く咳で目が覚め、頭痛がした。

 TVOCは9時と11時頃にピークがあり、東寄りの風が吹く時で、我が家の東には雨が降らない限り大量の洗濯物や布団を干す家がある。

・室内に入り込むイソシアネートと窓を閉めた後の応答





















 測定器を室内へ約80cm後退させてみると、ゼロ(デジタル値の測定限界0.4ppb未満)となった。念のため窓際に戻すと元に戻った。再度室内へ移動すると、今度は低下したがゼロにはならなかった(テープの反応具合によって感度が変わるせいか?)。
 最後に測定器を室内へ約80cm後退させたままで、雨戸と窓を閉め切ってみると今度は3分後にはゼロに落ちた(0.4ppb未満)。
 明日、また同じ様に確認してみます。

<上記のケミカセット イソシアネートテープ反応画像>





開始→










                                     →終了






2017年10月11日水曜日

2階自室に入って来るイソシアネートとTVOCを自動測定(1日目)

 このところ孫の子守や保育園のお迎え、家事と忙しくまとまった時間が取れませんが、今朝起きると体調が悪いので、急遽測定器を準備して測定に取り掛かる事にしました。
玄関の外に出て見ると、柔軟剤臭はしませんでした。

試験日時:2017.09.30(土) 10:15~21:47(所要11時間32分)
天気:晴れ、北微風、14℃、83%(正確ではない)、1,014.4mb・・・5:30現在
   日中晴れたり曇ったり

<症状>
 今朝起きると口の中が酸っぱく、目やにも多く右のわき腹がチクチク痛みます。筋肉痛でなく神経性の痛みです。用心の為に家の中でも活性炭のマスクをしますが、試験途中では保護できない目がゴロゴロしてきました。異物感がしますが鏡で見ても何も入っていません。試験が終わる頃には複視(ピントは合っているがブレて見える)がひどくなり、文字が読みづらくなりました。

<測定方法>
測定風景

2階自室の窓を30cm位開き、網戸越しに入る大気を測定。

左写真の様に撮影時点(17:56)では1.4ppb(アラーム1)を表示している。

測定器は写真の様に
①イソシアンート基(-NCO)の合計が測れるSPM Flex
②TVOCが測れるAtmotubeを使用。




<測定結果>


 イソシアネートは常に検出され、ピークで1.9ppbを記録した。米国ACGIH(アメリカ合衆国産業衛生専門官会議)の作業環境許容濃度値1ppb(8時間の時間加重平均)を常に越えている。この値はほとんどすべての作業者が毎日繰り返し暴露しても、有害な健康影響が現れないと考えられる化学物質の気中濃度を意味する。

 TVOCは日中高く、日没と共に低下する。試験開始の0.5ppmから低下しているのは、室内の閉め切った高い値から低い値の外気に対する応答が遅い為である。また、試験終了後に上がっているのは、閉め切った室内に戻した為である。

<上記のケミカセット イソシアネートテープ反応画像>
      ↓試験開始



          ↑ ↑テープが15分を待たずに送られたと思われる点(他の色の薄い所も同様)

                            ↓試験終了




 

SPM Flexに張り付いて見て居られなかったので、時刻の割り出しは諦めました。SPM Flexは前の機種(一定時間ごとにテープを送る)と異なり、テープが使用できない状況になると自動的に送られる仕組みです。
 ここでは、イソシアネート基に化学テープが確かに反応しており、光学系の読み取り異常では無い事を確認しました。

<網戸の影響を確認>

























網戸を通した事による大きな変化は無いと思われます。

2017年9月27日水曜日

ホテルでイソシアネートとTVOC測定

測定日時:2017.09.19(火) 11:09~13:52
測定場所:茨城県の某ホテル

 ホテルの方の協力を頂き、ホテル内の共用エリアでイソシアネートとTVOCを測定してみました。イソシアネートはごく微量でもアレルギーを起こし、職業病で恐れられている物質です。米国ACGIHの許容濃度は昨年改定され、1ppbと非常に厳しい値が設定されています。TVOCは総揮発性有機化合物のことで、空気汚染の目安にはなりますが、毒性の強い微量の物は他の物質に隠れてしまい、個々の物質を分析しないと出てきません。

<使用測定器>
・イソシアネート:米国Honeywell社製 SPM Flex(有毒ガス検知器)

有毒ガスを扱う半導体工場等で、有毒ガスのリークをモニターするのに世界中で使用されている最新型の産業用機器です。

 ガスの種類(グループ毎)により、化学テープが入ったカセットを交換する方式で、ここではイソシアネート基(-NCO)を検出するカセットを使用します。

・TVOC:米国NotAnotherOne社製 Atmotube (Air Pollution Monitor)

 個人用の空気質モニターで、市販のスマホとブルートゥースで通信しながら使う機器です。公式な測定には使用出来ませんが、空気の汚染状況を手軽に測ることが出来ます。
 TVOCと空気質のスコアー、温度、湿度が表示され、データとして取り出す事も出来ます。
 現在はソフトウェアーにまだ問題が残っている所が有るので、使用にあたっては注意が必要です。








<測定場所とイソシアネート測定結果max値>
①ホテル内の集会室(無人状態で臭い無し)テーブル上・・・1.4ppb(アラーム1)
②フロント近く(柔軟剤臭を感じる) ソファー上・・・・・1.5ppb(アラーム1)
③ホテル内の洗濯場(強い柔軟剤臭を感じる) すのこ上・・1.5ppb(アラーム1)
(洗濯場は、長期滞在者が自分で洗濯をする場所です)

 この結果からイソシアネートの濃度と臭いは比例しない事が分かります。もっとも、イソシアネートは、臭いを感じる濃度では生命の危険があると言われています。
 イソシアネートの概要については、国際化学物質安全性カードを参照→リンク

 詳細は下の測定グラフを参照して下さい。

 昼頃の無人の集会室では臭いは感じず症状も無かったのですが、イソシアネートが検出されアラームが鳴りました。
 フロント近くのソファーに移動するとこちらは柔軟剤臭を感じイソシアネートが同様に検出されました。荷物を置きに外へ一旦出て戻ると喉が痒く軽い頭痛がしてきました。更に時間が経つと目にしみる感じがしてきました。
 洗濯場では臭いが強く危険なので時々機器の様子を見に入る程度で外から様子を見ていました。臭いは強烈ですが、フロント近くと同じイソシアネートのレベルでした。





















赤い丸がイソシアネート基に反応した跡

 化学テープがイソシアネート基に反応して、空気を通した部分が赤く変色しています。

 上のグラフのイソシアネート値は、この変色度合いを光学的に読み取って、トルエンジイソシアネート換算でデジタル値に変換したものです。







 それにしても、我が家の外気は先日の測定で1.9ppb Maxとここより高いのは驚きです。そのせいか、咳が出たり頭痛がしたり、体が異常にだるく午前中から昼寝をしたりと、だらだらした生活になっています。


2017年9月15日金曜日

臭い宅急便

 今朝黒い猫さんが宅急便を届けてくれましたが、その臭い事。

 荷物は玄関に置いたままで中には入れられません。配達の猫さんの石けん系の柔軟剤臭が玄関に充満して階段の上まで登り、2階まで臭います、下は洗面所まで達して、そこを歩いた妻が来ると台所まで臭います。

 配達は荷物だけにして、臭いのサービスは要りません。

2017年9月11日月曜日

窓を少し開くと有毒ガス検知器のアラームがけたたましく鳴り響く(1階)

 今朝はゴミ出しが遅くなり規定時刻の8時を過ぎてしまった。収集車の音が聞こえたので走って集積所まで向かい間に合いました。こんなに遅いゴミ出しは初めてですが、この時間は各家の洗濯物が外に干されていて、それらの柔軟剤臭が混じり合いすさまじい臭いです。各家の洗濯物から放出される化学物質の合計は相当量になる事が予想されます。

 娘が二人目の里帰り出産で帰省しています。無事出産し今はまだ病院に居ますが、1人目の孫は預かっていて自宅にいます。我が家は近所の柔軟剤臭がひどく自宅の大気汚染が心配で、娘が帰省してからは窓をほとんど閉めっぱなしにしています。それでも孫は朝起きるとゴホンゴホンと咳をして、目やにを出しています。

 一昨日ちょうど点検修理に出していた有毒ガス検知器が返ってきたので、昨日動作確認を兼ねて短い時間ですがTVOC(総揮発性有機化合物)と共にイソシアネートを測定してみました。

 案の定、下のグラフの様に、窓を開けた途端にアラーム(米国の職場の許容濃度1bbpにセット)がけたたましく鳴り、許容濃度の倍近いイソシアネートが入ってきます。また、TVOCは窓を閉め切っていても小児科の待合室で測定した値より低い値となっています。窓を開くと(17cm位の隙間)TVOCは下がりますが、イソシアネートは急激に跳ね上がり、米国の工場規制値1ppbの倍近く1.9ppbにもなります。

 時間が経つと徐々に下がり、途中で測定器を室内の畳縦1枚分奥に移動しましたが、網戸越しの半分近くは入り込んで来ています。今日は測定器の充電器が無くバッテリーが切れるとデータが取り出せなくなるので、残念ですがここで終了とします。

 このイソシアネートの値は、工場でいえば許容濃度を越えた異常な状態で、こんな値が住宅街で出る事は驚きです。この物質は職業病を起こす事で恐れられており、その症状は厚生労働省の職場の安全サイトによると、

ヒトについては、眼、気道、皮膚に対する刺激性、激しい乾性の咳、喀痰、胸部絞扼感、呼吸困難、悪心、嘔吐、重篤な気管支痙攣を伴った気管支炎、肺水腫、肺炎など が報告されている。 21)
    ヒトについては、さらに「長期に亘って頭痛、健忘、集中力欠如、錯乱、人格の変化、易刺激性、鬱のような中枢神経系に対する影響」が見られ 21)、また「高揚感、運動失調、断続的な四肢の痙攣、めまい、意識消失、頭痛、集中力欠如、記憶障害、混乱、被刺激性、抑うつ」等の記述がある。

とあり、麻酔作用により精神的な影響までに及び、さらに動物実験では発がん性が確かめられています。

<測定結果グラフ>


















<使用測定器>
①有毒ガス検知器・・・工場の有毒ガスモニターとして主に使用されている物です
SPM Flex 米国Honeywell社製(日本の代理店は(株)リッチモアインターナショナル) 日本語パンフレットは以下のリンク参照
http://www.richmore.co.jp/item/semiconductor/honeywell/pdf/spm_flex.pdf

ケミカセット(化学テープを内蔵)はイソシアネート用を使用し、ほとんどのイソシアネート基の合計量を検出できる。ここでは、トルエンジイソシアネートTDIとして測定しています。

②簡易TVOC計・・・簡易型の空気質モニター。正式な測定には使用できません。
 Atmotube 詳細は以下のリンクを参照して下さい。(英文)
https://atmotube.com/
国内の通販でも扱っている所が有ります。現在一部ソフトウェアの不具合が有り、改善依頼中です。

<測定風景>
網戸越しに測定
テフロンチューブ先端の銀色の筒が
TVOC計のAtmotubeです
テープは確かにイソシアネート基
に反応して赤い丸が発色している




















1.4ppbを記録し、
アラーム1となって警報音が
鳴り響いている様子

2017年8月6日日曜日

ヒアリと香りの強い柔軟剤

 今日も玄関ドアを開けると柔軟剤の臭いがします。家の前の道路に出るとまるで洗濯物の中に居る様な強い臭いです。

 今朝の朝日新聞オピニオン欄に米国南部で暮らし、ヒアリに刺された奥様の経験談が載っていました。夫は刺された瞬間痛いと感じるだけで済み、子供たちは蚊と同様にしばらく悩まされる。奥様は1ヵ所刺されただけで片足が倍ほどに腫れ、全身にじんましんが広がり高熱も出て注射を打たれたとのことです。そして痛みとかゆみは最低2週間、長いと1ヶ月以上刺された個所から遠く離れた所にも表れたとのこと。

 毒物が体に入った時の反応は人によりこれほど違う物です。私は山でアブに良く刺されますが、チクっと痛みは感じますが、5~10分後には跡形も無く治ります。山仲間のたまりばで話を聞くと、やはり人によりぱんぱんに腫れあがる人も居るそうです。

 私はアブの毒はうまく分解できるが、柔軟剤から出る有毒物質(猛毒のアレルギー物質であるイソシアネートがごく微量出ることが測定器で分かった)の分解がうまく出来ない体質ではないでしょうか。以前北里研究所病院で診察を受けた時の医師も、化学物質に過敏状態とは言っていましたが、化学物質過敏症という言葉は使いませんでした。最近、これは個性ではないかと思う様になってきました。

 3日に会津駒ケ岳に登り登山道で他人の柔軟剤成分を浴び、次の日に所用で電車で川崎迄出かけて更に上乗せする様に柔軟剤成分を浴びたら、次の日は頭痛と胸の痛み、複視(ピントは合っているがブレて見える)で寝たり起きたりの生活でした。これは私の経験からですが、有毒物質(今分かっているのはイソシアネート)が溜まってくると、代謝が間に合わずに症状が出て来るのでは。この物質は、体の中でアミンという物質に変わり、強い麻酔作用から更に色々な精神障害までも引き起こすことが知られています。


2017年7月21日金曜日

夜干しの洗濯物の柔軟剤臭は風下の4軒を包む

 ここ数日、日の出が遅くなってきたのを感じます。梅雨が明けて朝から南風が吹いています。夜干しの洗濯物から出る柔軟剤臭を感じながらの早朝ウォーキングです。
今朝の日の出


今朝4:10の気象条件
快晴、南風、24.5℃、81%、1009mb 








 ある家の一階に大量に干した洗濯物から出る独特のソープの臭いは風下に流れて隣の4軒を包み込んでいました。
























2017年7月20日木曜日

受動喫煙と香害:香害110番のお知らせ

 朝のNHKラジオで受動喫煙は無風状態で半径8m位の範囲で影響を及ぼすとの話が有りました。

 一方、昨夜妻がウオーキングから帰ってくると、自宅周辺はきつい柔軟剤臭が立ち込めて臭いと嘆いていました。臭い中に居ると鼻が慣れてしまって分かりませんが、空気のきれいな所から戻った妻は汚染がはっきりと分かりました。

 家から出る柔軟剤臭は80mから気象条件によっては100m以上も到達し影響を及ぼします。洗濯物が外に干してなくても、その家の常時換気システムや換気扇から排気される近くは強烈な臭いで、それが拡散し袋小路や建物に当たって滞留します。

 歩いている人も風下の人に影響を及ぼし、私は咳き込んだり頭痛になったりします。
以下は駅の近くを歩いている時に、私を追い越していった柔軟剤臭の女性二人連れがどれ位離れるまで臭うか建物の位置関係を覚えていて後で測定したものです。約80m離れるまで臭いを感じました。この時は風が有ったのでこれで済みましたが、登山で谷間を歩いていて無風状態の時など、10分位臭いが消えるまで待った事が有ります。

 受動喫煙の10倍以上も影響範囲が広い香害が騒がれないのは問題ではないでしょうか。
おまけに、青酸ガスの千倍以上も毒性が強く喘息や過敏症等を引き起こすイソシアネートという物質が香りのカプセルがはじける時に出る物も有る様です。

 こちらを走る電車の長さは20mなので、柔軟剤臭の人が乗ると換気が働かない春とか秋には車両中が臭いに包まれてしまう事になります。ちなみに、電車に持ち込めない物として「臭気のため他のお客さまに迷惑をかけるおそれがあるものなどは車内に持ち込むことはできません。」と有ります。この人も持ち込みたくないですね

 これらの香害について、香害110番が日本消費者連盟主催で行われます。
7/26(水) 11:00~15:00
8/1 (火) 11:00~15:00
TEL:03-5291-2166 (両日共通)
困っている皆さん、電話しましょう。



2017年7月10日月曜日

買って来たばかりのTシャツから0.8ppbのイソシアネートを検出

 ちょうど今日、妻がTシャツを買ってきてくれたので、測定場所の汚染が無い事を確認してから新品Tシャツがイソシアネートに汚染されていないかを測ってみました。

・テストに使用したTシャツ
 衣類スーパーにずらっとハンガーに掛けられて展示販売されている物
 吸水速乾加工、ポリエステル100%、ベトナム製 980円

・テスト方法
 実験に使用しているゴミ袋で作った治具の中が汚染されていない事を確認(団扇でパタパタ扇ぐ)
 その中に入れてSPM Flexでイソシアネートを測定(トルエンジイソシアネートとして測定)

・試験結果
 そっと入れただけではイソシアネートは出ない。
 Tシャツをもんだりはたいたり、布に機械的刺激を与えると直ぐに0.8ppbを検出。直ぐに0.7に下がり、2分位続く。
 ゼロになってから再度刺激を与えても、もう出ない。(時間をおくと出るかも知れない)
 0.8ppbの時間は短く撮影出来ませんでしたが、0.7ppbの時の写真を添付します。

 もともと加工の時に付いたのか、展示している時に商品を見る客から付いたのかは不明ですが、イソシアネートに汚染されている事は事実です。


ゴミ袋の底に穴を開けSPM Flexの測定用チューブと
TVOC測定用Atmotubeを挿入

 右側のゴミ袋で作成した治具の中にTシャツを入れている。

 反対側のゴミ袋の開いた口の方から手を突っ込んでTシャツをもんだりはたいたりした。









2017年6月29日木曜日

洗濯物から出る貰いイソシアネートが職業病のレベルを超える

 柔軟剤処理した布から出るイソシアネートを何点か測定しましたが(疑問点が有るので未発表)、測定器のテープ上に繊維くずが数カ所見られて測定値が疑わしいので、新品のサンプル布を洗濯機で石鹸洗剤を使って良く洗ってから測定する事にしました。

 今回は購入した新品の布(木綿100%のタオル雑巾)を洗濯機で石鹸洗剤を使って良く洗って、庭の芝生上に有る物干しざおで天日干ししてから柔軟剤処理して測定する事にします。


ホームセンターで購入したタオルぞうきん

木綿100%

約20cmX30cm






1.26日に新品を石鹸で洗い庭に干して良く乾かし、29日まで室内に吊るしておいた布がひどくイソシアネートに汚染されていた。

 そっとしておいて測定してもイソシアネートは出ない。
 布を揉んだり、霧吹きで湿らせるとACGIHが職業病を防止する為の規制値とする1ppbの6倍ものイソシアネートが出る。





















10:12 5.6ppb

 測定中の写真で、この時は5.6ppbで警報が鳴って画面が赤くなっている。

 外に干したタオル雑巾に付着したポリウレタンマイクロカプセルが機械力や水分により解離し、材料のイソシアネートが発生していると思われる。

 洗濯物を畳んでいると咳が出たり頭痛がしてくる時が有る理由がこれで分かった。


2.今日、外に干した洗濯物が心配になり測定してみた。
 始めに測定場所・用具が汚染されていない確認をしてから、今日2階に干したバスタオルを測定した。
 今日は汚染は無く、バスタオルを揉んだり叩いたりしても計測値はゼロのままだった。霧吹きは今日使うのが濡れてしまうので実施しなかった。こちらは庭では無く2階に干したので、高さにより汚染されないのか、それとも風の状態で我が家に飛んでこなかったのかは不明です。





















3.1.の布を柔軟剤処理して乾かし測定したが極端な値の発生は無く、この程度では
  元の汚染の残りか柔軟剤処理の汚染かは判定できず。






















16:43 1.6ppb

 1.6ppbを計測した時の写真です。この程度だと外に干した時の汚染かどうか分からない。











 今回の実験で、柔軟剤から出るイソシアネートは
①柔軟剤処理して濡れたままだと出ない。一旦乾かす事が必要。
②静かにしていると出ない。機械的刺激や水分で出る。(各メーカーの香りの宣伝通り)
 以前、電車の中で測定した時に、満員電車から皆が一斉に降りて、ドアが閉まった後に急上昇した理由がこれで分かった。

2017年6月27日火曜日

外から衣類等に付いて持ち込まれる猛毒のイソシアネート

 昨日朝は雨が降っていたので妻を整骨院に車で送って行きました。帰りに迎えに行って妻が車に乗り込むと、強い柔軟剤臭がして換気しても私は喉が痒くなりました。これは整骨院で付着した柔軟剤臭で、イソシアネートの発生も疑われます。

 急遽測定器の準備をしてイソシアネートとTVOCを測定することにしました。といっても、イソシアネート測定用のケミカセットは化学変化し易く冷凍保存してあるので、常温に安定させるまで時間が掛かります。あせるとテープに付いた水分でセンサーが誤動作してしまい、テープの試薬がイソシアネートと反応していないのに警報が出たりします。

 まず最初に測定場所がイソシアネートに汚染されていない事を確認する為に、サンプルが無い状態で測定開始です。その間に、つなぎ作業服に着替えて畑のきゅうりの棚の増設作業と草取をします。

 休憩の為に頭に被っていたタオルを取って測定器の右の方に置いて暫くすると、イソシアネートを検出しました(下の写真)。
右に置いたタオルからイソシアネート

右にタオルが置いてあります

イソシアネート測定で
MAX 3.5ppb

TVOCも0.14ppm増加(成分は不明)

 暫くすると値が落ちて来るので、タオルを叩くとまた増加します。







 続いて畑作業で着ていたつなぎ作業服も測定してみました。

つなぎの作業服
イソシアネート測定
MAX 0.6ppb

TVOCは顕著な変化無し










 今度は予定していた外で柔軟剤臭が付いた妻のシャツを測定します。ビニール袋に入れておいたので、底に穴を開けてその穴から測定します。反対側は開放です。

整骨院から帰ってきた妻のシャツを測定
車で迎えに行ったが、臭いがきつく喉が痒くなった。

イソシアネート測定(6時間経過後)
MAX 0.7ppb

以前測定した時も0.7ppbでした。
以前の投稿記事へリンク

TVOCも0.09ppm増加しています。




以下はイソシアネートとTVOCの測定データです。
イソシアネートは有毒ガス検知器 米国Woneywell社製 SPM Flexで測定

 最初のタオルの時、途中で一旦下がってからまた上がっているのは、タオルを叩いている為です。

 SPM Flexのテープ呈色反応






                      ←薄いがここから反応している→
 ニセの反応(湿度によるセンサー誤動作)でないのを確認する為にテープを確認した。うっすらと赤い○(反応部分)が見える。


 TVOCは米国 Indiegogo社のPortable Pollution Monitor Atmotubeで測定。


 庭の畑で作業しただけでもタオルや作業服がイソシアネートに汚染されるには驚きです。特別臭いは感じないのに、まるで放射性物質の様です。
 昨日早朝は北風が強く石鹸系の柔軟剤臭がして、その後雨が降って午前中は酸っぱい柔軟剤臭がしました。午後は臭いは感じなく暑いのでマスク無しで畑の作業をしたのですが、イソシアネートは出ていて頭に被ったタオルや作業服が汚染された。
 今朝起きるとひどい目やにが出ていて、体が異常にだるく、左腕や指先に時々神経の痛みが走った。

2017年6月20日火曜日

米国の職業病防止許容濃度を越える自宅近辺のイソシアネート

<変更履歴>
2017.06.21 イソシアネートに反応したケミカセットの画像を追加

 危険な化学物質を扱う職場では、作業者がさらされる化学物質の濃度を管理することが労働安全衛生法で定められています。

 アレルギーを起こす猛毒のイソシアネート(代表のトルエンジイソシアネート)については、日本は時間加重平均の許容濃度が0.005ppm(5ppb)と定められています。米国では昨年この規格が改訂され0.005→0.001ppm(1ppb)と厳しくなりました
 新規格は、喘息、肺機能、眼刺激の為とされています。

 この規格は、「ほとんどすべての作業者が毎日繰り返し暴露しても、有害な健康影響が現れないと考えられる化学物質の気中濃度である。TLV は、産業界の経験、ヒトや動物による試験・研究などの利用可能な情報に基づいている。これら情報の量と質は物質によって異なるため、TLV の精度にも幅がある。TLV は、安全濃度と危険濃度の間のはっきりした線ではないし、毒性の相対的な指標でもない。」・・・環境省の保健・化学物質対策より

 「ほとんどすべての作業者」という事は、残りの一部化学物質に弱い作業者は、これ以下でも危ないと解釈できます。

 前置きはこれ位にして、我が家の部屋の外や近辺でこの規格を上回る最大で1.5ppbが観測されました。早朝ウォーキング時に有毒ガス検知器をしょって測定したのが以下のグラフです。我が家では窓を閉め切って換気口も閉じていますが、これから暑くなって網戸にして戸を開けて寝たら、恐ろしい事にこのレベルのイソシアネートを一晩吸い込むことになります。



6/18測定後のケミカセット
上記グラフのデータの基になるカセットテープの画像です。
イソシアネートを検出した部分が反応して赤い丸になっています。

 試薬をしみ込ませたテープに空気を通して反応させ、空気中のイソシアネート濃度に比例して濃度が濃くなる原理です。
 この濃度を反射率の変化としてセンサーで読み取り、デジタルに変換して表示します。


 上記グラフは用事の為に途中で測定を中断したものですが、以下は朝から夜まで測定した時の物です。真夜中も測定したいのですが、測定器の音がうるさく近所迷惑になるので遠慮しています。夕方から夜間に徐々に上昇し、早朝まで続き、測定出来た期間のピークは1.1ppb有ります。昼間は徐々に減少していきます。これは晴れている時のパターンです。



 この程度の濃度は混み合った電車の中や駅の乗り換え通路、混雑した歩道でも観測され、人が発生源です。妻が外出先で柔軟剤臭を貰ってきたブラウスを測定したら0.7ppbが観測された事からも言えます。→リンク

 今後は主な香り付き洗剤や香りを長持ちさせている柔軟剤で実際に布を処理して測定してみたいと思います。(以前も実験したがより確証を得る為に)

 今日も玄関の外は柔軟剤の臭いが充満して、閉め切った室内でも先ほどから喉が痒くなり活性炭の息苦しいマスクをしました。